ヤフオクで
現役時代の生き残りのシンセやサンプラーを粗方売り払ったよ。
ハードは最小限で充分だからね。
いい世の中になったもんだ。
ドロップアウトしてから結構月日が経った事を考慮すると、まあまあの額になりました。
殆どの方は中一日後に到着連絡と共に評価をもらえるような、スムーズな取引でしたが、数名なかなか連絡来ない&入金のないという方もいて。とはいえ最終的にはちゃんとけりがつきました。
ン年前、現役でシンセ屋さんやってた頃はヤフオクで買っては売りを繰り返してたので、同業の方との取引も結構あったけど、今回プロミュージシャンの方は一名だけでした。
○○区で手渡し可能でしょうか?って落札前に聞かれたので、可能ですと返したんだけどさ、その人が落札して、いざ取引となったらその○○区って、その人の住んでる区でさ、要するに自分のうちのそばまで持って来いって言ってるんだよね。
いや、勝手に中間地点を希望してるのかな?って思い込んでた自分が悪いんだけどさ。
現役当時のオークションを活発にやってた頃はさ、落札したら動作確認と送料節約を兼ねて手渡しでって場合、出品者からの希望でない場合はさ、落札者が取りに行くかせめて中間地点を指定、ってーのが常識っていうかマナーだったよねー。いや、今でもそうだとおもうけど。
ちょっとあきれたので中間地点での受け渡しとしました。
どうなんだろう、うちの近所に来るなら手渡し可、ってしとけばよかったのかな。性善説っていうかさ、常識的に対応してくれるって期待したり思い込んだりするからがっかりするんだろうけどさ。
まあ、その常識的ってーのはぼくの常識的だから、他人からしたら非常識だってパターンもあるとおもうけどね。
でもまあ、会ってみるといい人だったよ。
ちょっと変わった髪形にちょっと変わった服装で、ちょっと変わったメガネをかけて、車はボルボかなんかのステーションワゴン、って感じで、一昔前から変 わってない、いかにもステレオタイプなミュージシャンファッションだったのが、これまたなんとも。
そういえば当時は、割とフツーに出品者さんのご自宅で受け渡しをしてたんだよね。
はじめましてー、それじゃおじゃましまーす、って。
今だとちょっと考え辛いね。
世知辛い世の中になったもんだ。